アジアで海外進出に成功したヒップホップアーティストたち
- Yudai Oikawa
- 5月16日
- 読了時間: 2分
国境を超えた彼らの戦略とは?
1. Rich Brian(インドネシア) – ネット世代の突破力
インドネシア発のRich Brianは、インターネットから世界に飛び出した成功例の象徴。
彼は「Dat Stick」という曲をSoundCloudとYouTubeにアップし、アメリカのリアクション動画をきっかけに一気にバズった。
アジア人がピンクのポロシャツ、ウェストバッグ姿で低音ラップをする**“ギャップ”が世界をざわつかせた。**
ポイント:
最初から海外リスナー向けの英語ラップを選択。
ネットミームを味方につけ、セルフプロデュース力で突き抜けた。
2. Keith Ape(韓国) – It G Maの世界感染
韓国のKeith Apeは、「It G Ma」で世界を制圧。
この曲は、日本のKOHH、中国のHigher Brothersも参加し、アジア全域のストリート感をクロスオーバーさせた名曲。
MVのビジュアル、フックの中毒性、メンバー構成のバランスが完璧だった。
ポイント:
英語と韓国語をミックスしつつも、“アジアのヤバさ”を全面に押し出した。
USのアーティストとのリミックスで、現地シーンに入り込んだ。
3. Higher Brothers(中国) – 中国語ラップでUS進出
Higher Brothersは、中国語だけでUS市場に切り込んだパイオニア。
彼らのスタンスは「英語を話さなくても、俺たちは俺たちのカルチャーで勝負できる。」
88risingとのタッグで、アジア×USの新しい橋を作った存在。
ポイント:
英語に頼らず、ビジュアルとリリックの**“勢い”と”リアル”で勝負。**
88risingの文脈にハマり、アジア代表としての立ち位置を獲得。
【まとめ】
アジア勢が海外に出るために共通しているのは、
最初から世界を狙ってるマインドセット。
ローカルカルチャーを捨てずに、グローバルルールを理解している。
ネット時代の拡散力とセルフプロデュース力。

🎤 Rich Brian(インドネシア)
「Dat $tick」(公式MV)
彼のブレイクのきっかけとなった楽曲で、インターネット上で瞬く間に話題となりました。
🎤 Keith Ape(韓国)
「It G Ma」(公式MV)
アジア各国のアーティストとのコラボレーションで注目を集めた楽曲です。
🎤 Higher Brothers(中国)
「Made In China」(公式MV)
中国語ラップで海外進出を果たした代表的な楽曲です。
Comments