Tee Shyne “引退宣言”から『RAPSTAR DIS 2』を公開──Kzm/R指定/ZOT on the WAVE/OMSB/SEEDA/Benjazzyまで名指しで斬り捨てる“問題児の逆襲”
- MR.X
- 2 日前
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2025年11月初週。突然の“引退宣言”で沈黙したかに見えたラッパー Tee Shyne(ティーシャイン) が、わずか数日で復活。その形は、シーンの予想を軽く超えていた。
彼がYouTubeに公開したのは 『RAPSTAR DIS 2』。その中身は、引退撤回どころか、ラップスタア2025 での審査・運営・有名ラッパー全員を真正面からぶった斬る狂気のDIS曲 だった。
■ リリックで語られる“本音”──番組・審査員・運営への不満が爆発
「客寄せパンダじゃねーよ俺は」「disったのにありがとうって言われた ラップスタアまじドMだな」
番組そのものの“変さ”を揶揄しつつ、業界をもう一度見直せ と言わんばかりの怒りをぶつけている。
■「賞レースなんかクソ」──M-1・吉本、ラップスタア・***を比較
中盤では、賞レース文化そのものをぶった切る。
「賞レースとかまじでくそ」「M-1なら吉本、ラップスタアなら◯◯ってとこ」
芸人とラッパーを並べる大胆な比喩で、“審査される文化自体がおかしい”という立場を示している。
■ Kzm・R指定・ZOT・OMSB・SEEDA・Benjazzy──豪華すぎるメンツが次々にDIS対象へ
後半では、今の日本HIPHOPを代表するラッパー・プロデューサーたちを名指しでDIS。

● Kzm(YENTOWN)
「まずはKzm サイファーださいわ」「渋谷で憧れてるやつ1人もいないわ」「マンブルラッパーが俺に審査すんな」
● R指定
「R指定 名前の割に売れてる曲は小学生」「日本のトップだと思ったことは一回もねぇ」
● ZOT on the WAVE
「ビート作りすぎてロボットZOT」
● OMSB
「おむすびよりdopeおにぎり」(語呂ディス)
● SEEDA
「今SEEDAくらい俺テンション高い」(これは褒めつつ皮肉を混ぜたライン)
● Benjazzy(BAD HOP)
「Benjazzy 顔は嫌い」「俺まゆこが好き だしゲイじゃない」
DISしながらもどこか茶化したり、挑発とユーモアのバランスが独特の攻め方だ。
■ Tee Shyneは自分自身についてもこう語る
「キャリア一年目の素人ラッパー」「新人社員のTeeShyneにムキになんな」
謙遜しながらも挑発し、自分を“番狂わせ・負け組の星・問題児”と表現することで、むしろ“このシーンに必要な存在”であることをアピールしている。
■ 曲の締めは「次誰DISろうかな」完全に戦闘態勢
最後のラインが象徴的だ。
「俺のせいで番組終わり ラップスタアDIS2 次誰DISろうかな」
引退宣言かと思いきや、今度は DISで逆にシーンへ殴り込む姿勢 を見せている。
これは復帰ではなく、“問題児としての覚醒” と言っていい。









































