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執筆者の写真ドラム師匠

ラッパー USU のもとに集った新潟・長野の若手ラッパー7人のマイクリレー|「俺たちをじきに知るはめになるさ」




新潟をフッドとするラッパー USU 。6枚のアルバムを残しながら突如シーンから姿を消すことになる。理由はアルコール依存症を患っていたから。信頼を失い、生活が崩壊するどん底を経て、2021年1月に復帰する。そして家族ができ、今まさにラッパーとしての輝きを取り戻している。


そんなUSUが新曲「Straight up」を3月8日にリリースした。今作は、新潟・長野を拠点に活動する若手ラッパーの7人のマイクリレーだ。どのラッパーもカッコ良く、新潟・長野のシーンが活性化していることが伝わってくる。


各ラッパーを掘り下げたので、今のうちにチェックして欲しい!


 

Dr.KID(Verse2)

2000年生まれ、新潟県出身のラッパー。DJだった父親の影響で幼い頃からhiphopと触れ合い18歳から活動開始。ストレートな高音ボイスから放たれる熱いパッションが感じられる。




 

Lil Bell Dice(Verse3)

長野を拠点に活動する Lil Bell Dice 。19歳で渡ったニュージーランドで、人種差別を背景にした無差別テロを間近にし、音楽に本気で取り組むことを決意する。


UKガラージ / 2stepのせて高みを目指すナンバー「Lake side city」を1月24日にリリース。当サイトでレビューするなど注目のラッパー。






 

Ik0aN(Verse4)


ハリのある高音ボイスが特徴のラッパー。USUの楽曲「Phantom (feat. Ik0aN)」にフィーチャーされており、一部分をファルセットで強調したり、ガナリ声も混ぜるなど幅広い表現力が特徴。






 

Fitray(Verse5)

SoundCloudを中心に作品を発表しているラッパー。これからどう成り上がるか始まったばかりのストーリー。





 

Kitaro yvng jet(Verse6)

悪ガキ全開のダーティボイス。既存のルールとらわれずブッチ切る!そんな衝動性に駆られた楽曲「赤信GO!」を2月2日にリリースしたばかり。Eric.B.Jr が好きな人は絶対気にいるはず。この勢いは止められない。








 

MaM(Verse7)

上記で紹介した楽曲「赤信GO!」に客演参加しているラッパー。根底にPUNKスピリットが感じられる。SoundCloudではデストラップ〜ハイパーポップまで幅広い楽曲を手がけており、そのギャップに驚かされる。





 

Dr.ilda(Verse8)

4MCで構成されたグループ CHIMERA のメンバー。Kitaro yvng jetもその1人で、他にCrystal Taro、FUSERが所属している。