
インディーズでも再生数10万超!知名度ゼロからのバズ戦略
- スラムリッチ
- 4月30日
- 読了時間: 3分
「再生数10万回」——これは、インディーアーティストにとって夢ではない。金もコネもレーベルもない“無名”から、バズを巻き起こす方法は確かに存在する。
この記事では、実際に再生数を伸ばしてきた無名アーティストたちが実践した戦略をまとめて紹介する。再生数だけでなく、ファンも獲得できる“動く”プロモのヒントが詰まっている。
1. 無名ほど「尖ったテーマ」が武器になる
まず最初に押さえておきたいのが、「マス狙い=埋もれる」ということ。バズってる楽曲やスタイルを真似しても、それは“本物”に勝てない。
逆に、尖ったテーマや視点は、まだ誰も触れていない分だけ目立つ。
例:
地元ネタ全開のリリック(例:駅名、コンビニ、地元の人名など)
限定された感情や経験にフォーカス(例:初任給で買ったAir Maxへの愛)
マイナーなカルチャーにドリルをぶち込む(例:将棋 × Trap)
知名度がない今こそ、“広く浅く”より“狭く深く”刺しにいくのがバズの鍵だ。
2. TikTokとショートの「文脈作り」がすべて
いまやTikTokやYouTubeショートでバズらないと、MVをフルで観てもらえない。
でも、ただサビを切り抜くだけではNG。「この映像には何の意味があるのか?」を伝える文脈(ストーリー)を作ることが必要だ。
単なる切り抜きじゃなく、“見てるやつに何かを想像させる”ことで、再生数は跳ねる。
3. MVは「高画質」より「没入感」
よくある誤解が「MVのクオリティ=画質」と思ってること。でも本質は、**“観る理由があるか”**だ。
画質が荒くても、「何これ?」と思わせるカットやリアリティがあれば人は最後まで観る。
魅せ方のコツ:
1ショットMV(ワンカット)で一発勝負
映像とリリックのギャップ(暗いビートに笑顔の映像 etc.)
家や近所、公園など「リアルに出せる場所」での撮影
お金をかけるよりも、観てる側が“引き込まれるリアル”を感じられることが重要。
4. 自分で「自分の記事」を書く
意外とやってないのが、自分のことをネットで紹介すること。
「誰が自分を知らないのか?」を想像しながら、ブログ・note・インスタのキャプションで“自分の物語”を残していく。
なぜ効果的?
曲を聴いた人が「誰これ?」ってなったとき、検索で辿り着ける
プレスリリースやメディア依頼にそのまま使える
ファンが“紹介しやすくなる”(URLだけ送ればいい)
おすすめは「1記事=1テーマ」で分けて、毎週投稿していくこと。
5. 最初の「100人」に全力を注げ
再生数10万回の裏には、必ず“コアファン”がいる。その最初の100人は、広告より強いクチコミ拡散マシーンになる。
できること:
コメントは全部返す(DMでも丁寧に)
ファンが投稿したストーリーを必ずリアクション
「誰に刺さったか」を分析 → 似た層に再アプローチ
100人を喜ばせる工夫は、フォロワー1万人より影響力を持つ。
6. 「数字」じゃなく「熱量」を残す
最後に大事なのは、再生数に一喜一憂しすぎないこと。数字だけを追うと、表面的なバズは取れても、長期的なファンが付かない。
バズらなくても、100人が泣いた曲の方が未来がある
今やってることを“アーカイブ”しておけば、5年後に価値になる
本当に勝つのは、「数字じゃ測れない影響力」を持ったアーティストだ。
まとめ:無名は最強の“武器”になる
知られてないからこそ、実験できる。怖いものがない。そんな無名の状態こそ、創造性の最大の武器だ。
「誰も知らない俺」を、「誰かに語りたくなる存在」に変えるバズ戦略。
一つひとつを積み上げていけば、再生数10万なんて通過点になる。
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