リル・ダーク、2度目の保釈申請も却下殺人未遂の裁判前、ダークは依然として収監中
- MR.X
- 5月16日
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2025年5月8日、リル・ダーク(本名:ダーク・バンクス)はロサンゼルスの法廷に出廷し、保釈審理に臨んだ。
しかし、彼のチームが提示した豪華な保釈条件にもかかわらず、裁判官はこれを却下。ダークは今後もロサンゼルス・メトロポリタン拘置所に留まり、10月14日に始まる裁判を待つことになる。
この日の審理では、ダーク側が「検察は曲の歌詞やファン投稿を証拠に大陪審を誤誘導した」と主張し、事件の棄却、もしくは保釈を求めた。しかし、裁判所はこれを認めず、ダークの勾留継続を決定した。
ローリングストーン誌のナンシー・ディロン記者によれば、判決後もダークは約20人の支持者に笑顔を向ける余裕を見せたという。
なお、ダーク側は....
約90万ドル相当の不動産担保
100万ドルの現金
第三者保証人
自宅拘留
24時間監視体制
といった手厚い保釈パッケージを提示したが、今回も却下される形となった。
逮捕と裁判の背景
ダークは2024年10月24日に逮捕。キング・フォンの死の報復として、クアンド・ロンドに対する殺人未遂を指示・資金提供したとして起訴されている。検察は、ダークが5人の男に資金を提供し、カリフォルニアへ向かわせたと主張。しかし、実際に起きた銃撃事件ではクアンドのいとこ、ルル・パブ(本名:サビアヤ・ロビンソン)が死亡した。
ダークは一貫して無罪を主張しており、今回の保釈却下は2度目。昨年12月にも300万ドルの保釈提案を却下されている。有罪となれば、ダークには終身刑が待ち受ける。
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