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Benjazzyが、ラッパーとして極端なまでに純度の高いスタンスを貫いた「UNTIL」のMVを公開

  • 執筆者の写真: ドラム師匠
    ドラム師匠
  • 7 分前
  • 読了時間: 2分
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Benjazzyは2025年後半、ソロ活動の勢いを一気に加速させている。

AbemaTV『RAPSTAR2025』で審査員を務める一方、11月19日にはソロとしての2ndアルバム『UNTIL』をリリース。さらにこの作品を携えてキャリア初となるワンマンライブをZepp Hanedaで開催するなどシーンの中核を担うラッパーとして、その存在感は増すばかりだ。

そんなBenjazzyがアルバムのタイトル曲「UNTIL」のMusic Videoを12月15日に公開した。Xで「今までで1番言いたい事言えました」と語った通り、本作は単なるアルバムのハイライトではなく、彼自身のラッパーとしての哲学と人生観を真正面から刻み込んだ一曲となっている。

繰り返し語られるのは、“遠回り”という選択だ。近道や効率を選ばず、踏み外した道の延長線をそのまま歩き続けること。ヒップホップを「借り物のカルチャー」と評した上で、忠誠を誓い、身を削りながら向き合いつづける姿を描く。


特に圧巻なのは後半だ。ビートがドラムとパイプオルガンだけに削ぎ落とされ、「毎晩満身創痍でマシーンの様に邁進」「それ以外証拠不十分で俺からすりゃFAKE」と吐き捨てるように放たれる言葉は、極端なまでに純度の高いスタンスを突きつける。 Kawasaki South Sideというルーツ、Chain Gangとしての血、10年以上同じ問いを書き足し続けてきた時間は、自分自身に恥じない生き様として曲に刻み込まれている。




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