音楽への愛情をすべて注いで|新星ラッパー Leviryi がアルバム『狼』で描く変幻自在なフロー
- ドラム師匠

- 8月28日
- 読了時間: 2分

神奈川出身のラッパー Leviryi が、キャリア初となるアルバム『狼』を8月27日にリリースした。
彼は17歳でラップを始め、2020年にABEMA『ラップスタア誕生2020』の応募動画で注目を浴びて以降、夜猫族との活動やビートメーカーFFFFFFとの共作などを経て、着実にキャリアを積み重ねてきた新星。EP『Stereotype』を経て、ついに完成したのが本作だ。
参加アーティストにはシラフ、TAYTAY POSSE、ANLELA、XakiMichele、Joe Cupertinoといった個性派が揃い、プロデューサーにはFUJITACO、.ICEWORLDVISION、FFFFFF、YamieZimmer、Virzy Guns、ISAFATらが集結。Leviryiの可能性を最大限に引き出す布陣となっている。
アルバムを通して耳を奪われるのは、彼の多彩なフローだ。Rageサウンドを軸にしたエレクトリックなビートの上で、時に低音の毒気あるラップで迫り、時に軽やかなフローで弾み、時に伸びやかなメロディで空間を作り出す。一曲ごとに異なる表情を見せ、聴く者を飽きさせない。
これは単なるスキルがあるというではなく、彼が様々な音楽を愛し、内にあるものを惜しげもなくこのアルバムに注いだ結果だろう。HIPHOPをベースにしながらも、それだけに収まりきらない自由さと可能性に満ちている。本作『狼』は、Leviryiの現在地であると同時に、未来への布石となる一枚だ。
狼は群れの中でも孤高に吠える存在。Leviryiの声もまた、このシーンの中で強く響き渡っていく。次にどんな顔を見せるのか──胸の鼓動は高まるばかりだ…
info

Instagram:https://www.instagram.com/levi__ryi/
text by ドラム師匠






































































































































































































































































































































コメント