第2章:MVロケ地の探し方|HOW TO MUSIC VIDEO|ミュージックビデオは「場所」で8割決まる
- スラムリッチ

- 7 時間前
- 読了時間: 4分
「どこで撮ればカッコいいMVになるんだろう?」
初めてミュージックビデオを制作する人が、必ず悩むポイントです。
実は、高価なカメラよりも重要なのがロケ地選び。
同じ曲・同じカメラでも、撮影場所が違うだけで作品のクオリティは大きく変わります。
この記事では、HIPHOPミュージックビデオ制作で失敗しないロケ地の選び方を紹介します。

ロケ地は「背景」ではない
初心者ほど
「とりあえず夜の渋谷で撮ればかっこいい」
と思いがちです。
しかし、ロケ地は背景ではありません。
作品の世界観そのものです。
例えば、
ドリルなら無機質な団地
エモ系なら河川敷
トラップなら工場地帯
ラグジュアリーなら高級ホテル
ストリートなら路地裏
場所によって曲の印象まで変わります。




曲を聴いてロケ地を決める
撮影前に何度も曲を聴きましょう。
例えば、
攻撃的な曲だとしたら
・団地
・高架下
・倉庫
・地下駐車場
・工場
エモい曲
・海
・河川敷
・屋上
・夕日
・森林
成功をテーマにした曲
・高級車
・ホテル
・バー
・夜景
・高層ビル
ロケ地は歌詞や世界観と一致していることが重要です。ロケ地のアイデア探しはマジカルバナナの遊び方と同じで、「○○といえば○○」みたいにアイデアを膨らませていくと、ロケ地の候補が見つかりやすいと思います。
ロケ地は「一ヶ所」にこだわらない
3分のMVを1ヶ所だけで撮影すると、
どうしても映像が単調になります。
おすすめは
3〜6ヶ所程度使うこと。
例えば
・団地
↓
・橋の上
↓
・地下駐車場
↓
・夜景の綺麗な場所
このように場面を変えるだけで映像にメリハリが生まれます。
Googleマップを使い倒す
僕個人的に、おすすめなのは
Googleマップ
Googleストリートビュー
です。

撮影の事前に
車が停められるか
人通りは多いか
背景はどう見えるか
日当たり
建物の雰囲気
まで確認できます。
撮影当日に
「思っていた場所と違った…」
というよくある失敗を減らせます。
ロケハンは必ず行く
Googleマップだけでは分からないことがあります。
なので、時間と予算があるなら必ずロケハンは行きましょう。
例えば、
工事中だった
フェンスが設置されていた
駐車できなかった
思ったより狭かった
街灯が少なかった
実際に行ってみることで初めて分かることも多いです。
許可が必要な場所もある
撮影場所によっては許可が必要です。
例えば、
商業施設
駅
私有地
屋上
店舗
倉庫
無断撮影はトラブルになる可能性があります。
事前に管理者へ確認しましょう!
ダサくなりがちな例
初心者がやりがちなロケ地選びです。
とりあえず夜の繁華街
人が多すぎる場所
曲と世界観が合っていない
自宅、背景が生活感だらけ
「有名な場所だから」ではなく
曲の雰囲気に合う場所かどうかを基準に選ぶことが大切です。
「光」で場所を選ぶ
ロケ地を見るとき、建物より先に光を見ています。
例えば
西日がきれいに入る時間
街灯の位置や色
ネオンの位置
木漏れ日
逆光になる時間帯
同じ場所でも、
朝・昼・夕方・夜ではまったく別の映像になります。

※今回の記事に紹介引用した、ミュージックビデオ
次回
「カメラワーク編|動きだけでMVのクオリティは劇的に変わる」
パン・チルト・ドリー・手持ち撮影など、HIPHOP MVでよく使われるカメラワークを実例付きで解説します。
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この記事を書いた人

プロフィール スラムフッドスター代表・ミュージックビデオディレクター。中学生の頃からHIPHOPが好きで、何よりHIPHOPのミュージックビデオを作ることが好きで生きがいです。アーティストそれぞれの世界観を映像で表現し、「このMVを作ってよかった」と思える作品づくりを大切にしています。普段は全国各地のアーティストのMV制作を行いながら、HIPHOP専門WEBメディア「SLUMHOODSTAR」では日本語ラップのニュースや新曲情報、アーティスト紹介などを発信しています。
SNS
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