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【独自取材】DJゆの と ラッパー 9lown 2の新ユニット・BANK14 | コメント「僕達らしいニュアンスを生み出す事ができていると思います」

執筆者の写真: ドラム師匠ドラム師匠


MCバトルが好きな人なら "DJゆの" の名前を耳にしたことがあるだろう。

彼が、Ren Tomioka as DJ Yuno(以下DJ Yuno) に名義を変え、ラッパー 9lown 2 と新たに結成した東京・神田を拠点とする新ユニット。


それが BANK14 だ。


活動のきっかけは、DJ Yunoが聴いたデモ曲の一つに 9lown 2 がフィーチャーされたものがあり、そのVerseに衝撃を受けたという。その後、DJ Yuno が 9lown 2 のライブに直接会いに行って遊ぶようになる。


ある日、9lown 2 が新しいデモ曲を DJ Yuno の自宅で流したところ、DJ Yuno がインスピレーションを受け、新たにビートを再構築。こうしてオリジナル曲が完成し、ユニット結成に至った。


そんな BANK14 が、「Vol.0」に続くSingle「Members Only」を6月29日にリリースした。今作は、仲のいいメンバーが夜な夜な集い、大きな夢を語りながら少しずつそれを実現させていくストーリーが描かれている。


Trap調のビートの上で、9lown 2のサグではない誠実さの伝わるキレのラップと、PUZZY! の流れを重視したMUMBLEラップの対比が楽しめる一曲だ。


なお、これまですべての楽曲に携わっていた PUZZY! は、この曲を最後にサブメンバーとして楽曲・ライブ等でのサポート役に変更されている。


映像は、BANK14のMVをすべて手がける NAOTO IFUJI が担い、アーティストからの絶対的な信頼を得ていることが分かるだろう。ジャケット写真も彼の作品となっている。



9lown 2 からのコメント


最初からこのビートがあったわけではなく、タイプビートで私が作ったデモを聴いて、Yunoさんがビートを差し替えました。


BANK14の制作は、こういうことがほとんどで、ビートに合わせてラップするというよりも、できたラップに対してYunoさんがビートを作ってくれるので、僕達らしいニュアンスを生み出す事ができていると思います。


あと、FUTUREの「WE JUS WANNA GET HIGH」という曲があるんですけど、その曲の入り方が特徴的で、あえて最初の一小節何も歌わずにビートを聞かせてから、ラップし始めるんですよね。それに凄くインスパイアされて作った曲なので、これもまずビートを聞かせてからフックに入るという作りになっています。



Ren Tomioka as DJ Yuno からのコメント

バーが併設された CASTLE RECORDS の空間と、マスターの G.O さんの人柄に魅了され、MVはここで撮影したいと思いました。 「Members Only」という曲名もあり、お世話になっているラッパーのkidさん、 Shamoさんにも映って頂きました。


ミキシング・マスタリングをしてくれた Dagu Nichol さんの腕がとても良くて、自分が組み立てたビートを120点にしてもらえて感動しました。






info

Single「Members Only」




Ren Tomioka as DJ Yuno


兵庫出身で、現在は 東京を拠点に活動する作曲家。

20歳を超えてから本格的な活動を始める。

21歳でDJ出演した「戦極MC BATTLE」を皮切りに様々な大型イベントに出演。アーティストへの楽曲提供も多数担当するようになる。

その後もアイドルやインフルエンサーなどヒップホップの枠を超えて作曲を行っている。

毎月第2第4月曜20:00からYouTube生配信されている十影会や、奇数月第4土曜に渋谷で行われるラッパー kid主催のMartial ARTsなどDJでの出演も継続している。





9lown 2


2000年、神奈川県平塚市生まれのラッパー。

東京を拠点に活動し、2024年5月に楽曲「brutus」をリリース。現在はBANK14のメンバーとして幅広い音楽を作る一方で、ソロではドリルを中心に楽曲制作を行っている。





PUZZY!


1998年東京生まれ

東京を拠点に活動中のラッパー兼トラックメイカーPUZZY!

過去の作品では全曲セルフプロデュースで制作したcadence ep や 数々のラッパーやアーティストへのトラック提供で幅広い活動を見せている。






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