日本のDrillシーンを牽引するラッパーJETG がNew EP『progress』をリリース｜この国を上げ、武士のごとく内面を磨く
- ドラム師匠
- 2024年6月27日
- 読了時間: 2分
更新日：2024年7月11日
日本のDrillシーンを代表する存在となったラッパー JETG（ジェットジー）が、再び音楽界に衝撃を与える。
彼のラップはただの言葉ではない。砂埃を巻き上げ、聴く者の心に竜巻を巻き起こす。
そう思わせるほどのテンションが高く、言葉の密度を上げながらスピットする様は、何かが起こる予感に満ちている…
そんな JETG の最新 EP『progress』が6月27日にリリースされた。
1曲目から4曲目までスリリングなDrillで貫かれている。そして、ラストナンバー「Follow me」では、ビートを抜き、内面から湧き出る叫びをダイレクトに感じさせてくれる。
さらにEPのリリースに合わせて｜03-Performance｜から、楽曲「Asian drip」のパフォーマンスビデオが公開された。
背中に富士 掲げた国 背負って立つ武士 火種が落ちる前にすぐ実証
〜「Asian drip」のリリックより引用〜
海外でDrillは暴力描写が多い中、彼はこの国に思いを馳せ、「敵は我にあり」と言わんばかりに自己との対話を通じて内面を磨き上げる。
客演には、千葉のDRILL系クルー Link Hood より Vega KfK と、若手で最も勢いのある 999dobby をフィーチャー。
Vega KfKはリフレインを強調することでリズムを刻み、999dobbyは声色やフローを使い分け非凡な才能を見せつける。
才能のあるところに、さらなる才能が集まっているのを感じる。
このEPを引っ提げ、各地でライブが行われることが決定している。
JETGが描く、新たなDrillの世界地図を体感してほしい！
Info
EP『progress』
JETG
text by ドラム師匠
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