ラッパー引退宣言:B.I.G.JOEが“最後の証明”を刻む新作『SON OF A GUN』を6/25リリース。全曲DJ MITSU THE BEATSプロデュース。
- MR.X
- 5月30日
- 読了時間: 3分
更新日:5月31日

札幌発、MIC JACK PRODUCTIONの首領・B.I.G.JOEが、ニューアルバム『SON OF A GUN』を2025年6月25日(水)にリリース。全曲のサウンドを手掛けるのは、ジャズとブーンバップを高次元で融合させてきたDJ MITSU THE BEATS。タイトルの『SON OF A GUN』は、英語圏で怒りや皮肉、敵意を込めて放つ強烈なスラング。まさに、怒りとリアルを詰め込んだ1発だ。
本作を含む2作をもって、B.I.G.JOEはマイクを置くと宣言済み。CDは2枚組仕様で、Disc 1に本編13曲、Disc 2にインスト&アカペラをフル収録。配信リリースは今秋以降とされており、まずは現場で手に取るリアルを優先した形になる。
どんなラッパーだったか、これを聴けば全部わかる。そんなアルバムに仕上がっている。
💿 New Album: B.I.G.JOE –『SON OF A GUN』
アーティスト:B.I.G.JOE(ビーアイジージョー)
タイトル:SON OF A GUN(サン・オブ・ア・ガン)
レーベル:TRIUMPH RECORDS
発売日:2025年6月25日(水)
仕様:2CD(紙ジャケ仕様・歌詞カード付き)
品番:TRICD-012
価格:4,400円(税込)
バーコード:4526180713500
予約リンク:https://ultravybe.lnk.to/sonofagun_cd
📀 収録曲
[DISC 1]
Intro
ひとつ屋根の下
hell yehh
ORENO
BADMAN ANTHEM
Brooklyn Bridge feat. 笠原瑠斗
パパはGANGSTA
Skit
Gone But Not Forgotten
I.F.I.L.W.U
WE UP!!! feat. P.I.G
SON OF A GUN
Outro
[DISC 2]
Instrumentals & A Cappellas
Who is B.I.G.JOE?

札幌出身。MIC JACK PRODUCTIONを率いるオリジナルG。10代で地元シーンに登場し、2005年にはオーストラリアの獄中からデビューアルバム『THE LOST DOPE』をドロップ。2008年、同じく獄中から放った2nd『COME CLEAN』で全国を震わせる。2010年『RIZE AGAIN』で完全復帰。以降も、dj hondaとの共作や自伝『監獄ラッパー』の出版、アコースティックライブまで活動の幅を広げてきた。
彼のラップは、魂で吐くメッセージ、哀愁と知性を併せ持つリリック、そしてリアルな生き様そのもの。ラスト2作品――その1発目が『SON OF A GUN』だ。
90年代初期にヒップホップ・カルチャーに強い影響を受け、16歳から地元を中心に行うライブでその名を知らしめていく。'05年オーストラリアの刑務所からリリースした1stアルバム『THE LOST DOPE』は当時のシーンを震撼させた。メッセージ性のあるウィットに富んだ詩、ヴァリエーション豊かなフロウ、哀愁のあるその歌声は、聴く者の心の芯をとらえて生きる希望を与え続ける。
'08年、日本を代表する気鋭プロデューサー達の強力なバックアップを受けて同じくオーストラリアの刑務所から発表された2ndアルバム『COME CLEAN』は異例のセールスを記録。帰国後、'10年に3rdアルバム『RIZE AGAIN』を世に放ち、その知名度を一気に全国区へ押し上げた。'13年発表の実験作となる4thアルバム『HEARTBEAT』、'15年発表のdj hondaとのタッグアルバム『UNFINISHIED CONNECTION』などコンスタントに作品を残す。
また、音楽だけではなく著者/自伝となる『監獄ラッパー』では多くの人の心を掴んだ。アコースティック・ライブセットや客演なども精力的に行い、2019年発表の6thアルバム
『TENDERNESS』は時代を超えて新鮮な響きを与える。常に先端を行き、圧倒的なオリジナリティで多くの人に共感を与えている。
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