Ring Ring Lonely Rollss、最新アルバム『,But beautiful world』から「,but beautiful world」のMVを公開。
- Yudai Oikawa
- 6 日前
- 読了時間: 4分

Ring Ring Lonely Rollssが、「,but beautiful world」のミュージック・ビデオを公開した。「,but beautiful world」は、前作から3年ぶりとなる最新アルバム『,But beautiful world』の楽曲で、日常の"半径3m"に視線を向け、そこに潜む喜びや葛藤を音楽へと昇華したアルバムの中でもバンドの新境地を感じさせる1曲で、静けさの奥に秘められた熱量を繊細に描き出した楽曲で映像とともに、楽曲の新しい一面に出会える仕上がりとなっている。監督・撮影・編集を手がけたのは、古くからバンドと親交のあるkawanavox。バンドと近い距離感だからこそ描き出せた、バンドの等身大の姿が刻まれている。
「,but beautiful world」を収録した最新アルバム『,But beautiful world』は、近年続いた自然災害や社会の混乱を経て、それでもなお自分の中に渦巻く感情と向き合うことで生まれた。怒りや葛藤、後悔、かすかな希望──過去と現在、そして未来への思いとともに、半径3メートルの日常に潜むささやかな幸福まで丁寧に掘り下げている。他人のためではなく、まず自分のために紡いだ感情が、結果として音楽になった。半径3メートルの現実にじっと向き合い、逃げずに綴った、きわめて個人的な記録である。けれど、その正直な言葉が、思いがけず他者の感情と静かに共鳴していく。
「混乱する時代だからこそ、個人の生活の尊さが際立つ」
そんな視点から紡がれた全7曲は、聴く者それぞれの現実に寄り添い、共に歳を重ねていける音楽として響く。自由な創作姿勢が、Ring Ring Lonely Rollssの音楽をより普遍的なものにしている。わずか30分とは思えないほどの密度を誇り、聴く者を物語の深部へと引き込む。先行配信された3曲に加え、新たに収録された楽曲のミックス/マスタリングには、ヒップホップシーンの重鎮でもあるTSUTCHIE(SHAKKAZOMBIE)が参加。これまでのRing Ring Lonely Rollssとはまた違う表情を見せるサウンドが完成した。60〜70年代ロッククラシックからの強い影響を色濃く残しつつ、"王道の音楽"を軸に据えながらも、独自の表現を模索した本作。往年のロックナンバーを想起させる骨太な楽曲から、HIPHOPユニットでの経験を活かした自由度の高いボーカルワークまで、音楽性は実に多彩。どこか無邪気で、時に忘れていた記憶を呼び起こすような楽曲群は、夢と現実を行き来するだけでなく、その二つを静かにつなぐ"感情のインターフェイス"のような作品となっている。
「音楽くらいは楽しく行こうぜ」。そんな想いが詰まった『,But beautiful world』は、Ring Ring Lonely Rollssのこれまでの歩みと、これからの可能性を示す重要なマイルストーンとなりそうだ。
アートワークを手がけたのは、古くから交流のある絵本作家:VVIN。今回のジャケットにはVVINの描き下ろしの絵に加え、Vo.大坂元紀が紡いだ歌詞が刻まれており、音楽と絵と言葉が一体となった作品に仕上がっている。
また、Ring Ring Lonely Rollssは、9月29日(月)には下北沢THREEとBASEMENTBARを舞台に2会場往来型のリリースパーティーを、さらに12月11日(木)には、新代田FEVERにて自身最大キャパシティとなるワンマンライブを開催する。
▼New MV:Ring Ring Lonely Rollss「,but beautiful world」▼
▼New Album:Ring Ring Lonely Rollss『,But beautiful world』▼
Artist : Ring Ring Lonely Rollss (リンリンロンリーロールズ)
Title : ,But beautiful world(バットビューティフルワールド)
Release Date : 2025年9月19日(金)
Format : DIGITAL(DL/ST) / CD
CD Price:¥2,500(¥2,273+税)
収録曲
1. わるかない
2. ,but beautiful world
3. すごいこと
4. Today
5. coral
6. UP
7. A paradise
▼Live:Ring Ring Lonely Rollss 『,But beautiful world』Release Party▼
2025年09月29日(月)
Ring Ring Lonely Rollss 『,But beautiful world』Release Party
会場:下北沢BASEMENTBAR&THREE 2店舗開催
open/start 18:30
adv/door ¥2,900/3,400(+1drink)
Live)
Ring Ring Lonely Rollss / Newdums/persimmon/futures/東京パピーズ/サイトウタクヤ(w.o.d.)
DJ)
handsome kanemochi
【ご予約】
※【入場順】先着特典あり
▼Live:Ring Ring Lonely Rollss 『,But beautiful world』Release Party -Final-▼
2025年12月11日(木)
Ring Ring Lonely Rollss 『,But beautiful world』Release Party -Final-
会場:新代田FEVER
open/start 19:15/19:45
adv/door ¥3,000/3,500(+1drink)
Live)
Ring Ring Lonely Rollss
【ご予約】
※【ご予順】先着特典あり。
※当日のご来場順ではありませんのでご注意くださいませ。
▼Ring Ring Lonely Rollss (リンリンロンリーロールズ)▼
2015年、大坂元紀(Vo/Gt)、森智香(Pf,Cho) の2人により結成。後に、2人が暮らす近所に住むギタリスト浦野ケンジ(Gt)、昔から3人と交流のあった山村優太(Ba)が加入。忘れていた大切な記憶を呼び起こすような言葉が一本の槍となり、ジャンルに捉われない多彩なサウンドを束ね心臓を刺す。1st album『Chemical』(2016年)をリリース後、自分達の思うまま活動することを望み独立。2nd album『うまれてきてよかった』(2021年)が映画監督松居大悟の耳にとまり、映画『手』の主題歌として書き下ろされた『スロウタイム』を含むmini album『A 1000 Dreams』(2022年)リリース。多幸感に満ちたライブに定評があり、同年、下北沢BASEMENT BARにて初のワンマンライブをSOLD OUTで成功させる。どこのシーンにも属さず、独自の世界観を持つ孤高のバンドRing Ring Lonely Rollssのこの先の活動から目が離せない。
コメント