ダメな自分を弔うラップ|Lil taro boy が新曲『Funeral』で描く再生の決意
- ドラム師匠
- 20 分前
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東京を拠点に活動するラッパー・Lil taro boy が、9月19日に新曲「Funeral」をリリース。さらに〈Office Rec Vol.23〉として、世田谷・羽根木に拠点を置くクリエイティブ集団 hicard のオフィスで撮影されたスタジオLIVEも公開された。
「過去の俺を弔い」というフレーズを軸に展開される本作は、自己否定や言い訳をも含んだ人間的な弱さを正直に描き出しつつ、そんな自分に嫌気がさし、ハッピーエンドを掴もうとする決意がにじむ。
寄り道を重ねながらも導き出された言葉は、散文的でありながら人間味にあふれている。
傘をサボってずぶ濡れだ
こんなに続くとか思わなかった通り雨
誰がわかる?この虚しさを
まあいいや、人のじゃなく自分のもんだけ追いかける
生まれ変わってみたい、これも本音 〜「Funeral」のリリックより引用〜
映像でのパフォーマンスは、スタジオのリラックスした空気を閉じ込めつつ、リリックに込められた生々しい息づかいをダイレクトに伝えている。彼の声の温度や体温を肌で感じて欲しい。
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Instagram:https://www.instagram.com/lil_taro_boy/
text by ドラム師匠
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