光と闇の狭間で|SIMONが新曲「Stay Unfaded feat. ralph」見せた“変わらないもの”の証明
- ドラム師匠

- 1 日前
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2021年にEP『TRY』をリリースして以降、プロデュースや作詞家としての活動、さらには例の覆面プロジェクトなど、水面下では動いていたものの表立った活動のなかったラッパー SIMON 。
2025年も終わりが見え始めた頃、突如として新曲「Stay Unfaded feat. ralph」がドロップされた。沈黙を破るこの一曲は、SIMONが“色褪せずに生きる”姿勢そのものを刻みつけた作品だ。
トランペットの大人びた音色で始まるイントロは、JAZZYなムードを漂わせる。
しかし次の瞬間、叩きつけるようなキックが鳴り、Drillのリズムへと急転する。バウンド感と緊張感がせめぎ合うサウンドスケープは、まさに“光と闇の狭間”を生きる彼らのリアリティを映している。
SIMONのヴァースは、ヒップホップとは、何もない場所に価値を生み出すカルチャー。トレンドが移り変わる中でも、“変わらないもの”を探し当てようとする姿勢が、彼のリリックの中核にある。
続くralphのヴァースは、成功の裏にある現実を突きつける。終盤で投げかけられる「金も家も夢も所詮ルートならば、目的はなんだよ?」という問いは、聴く者に向けられた人生の根源的なメッセージ。
時代が変わっても、流行が移ろっても、色褪せないリアルを感じて欲しい。
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SIMON
ralph
Instagram:https://www.instagram.com/ralph_ganesh
text by ドラム師匠
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