荒川をまたぐラッパー Lil Ken と Elizabeth-G のユニット・PharRiversiders が、アルバム『新月』をリリース|日本語を大事にしてきた2人だからたどり着いた表現
- ドラム師匠
- 2024年4月11日
- 読了時間: 1分
更新日:2024年4月12日

耳を覆いつくす生のベース音。乾いたコンガ。鋭利なギターリフ。
808の直線的なベースが主流のHIPHOPシーンの中で、
このうねりを上げるグルーヴは鮮烈だ。
荒川をまたぐ東京北部のラッパー Lil Ken(リルケン) と埼玉のラッパー Elizabeth-G(エリザベスジー)によるユニット・PharRiverSiders。3月15日には、10曲入りのアルバム『新月』をリリースし、その中の一曲がMusic Videoとして公開された。
「風は、仁王立ち」
タイトルにもなったこのフレーズは、日本語を大事にしてきた2人だからたどり着けた表現といえるだろう。全てを語らずとも、前に進むことを拒む強烈な向かい風を連想させる。
そこから見えてくる楽じゃない暮らし。
だからこそ、顔を歪ませながらでも風に抗おうとする姿が心に焼きつく。
簡単じゃない 単純じゃない
と言いきかせる 自分を振り切る
簡単だぜ 単純でしょ
と言いきかせる 自分でいたい
〜「風は、仁王立ち」のリリックより引用〜
Info

NEW ALBUM「新月」
Elizabeth-G
X:
Instagram:https://www.instagram.com/lil_ken_03/
text by ドラム師匠
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